元横綱朝青龍氏のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(31)が、ゴンボツェレン・タミル夫人(32)を暴行したと、7日付のモンゴル紙「デーリーニュース」が報じた。現地の報道によると、騒動が起きたのは2日。2人が同居しているウランバートル市内のマンションに、酒に酔ったダグワドルジ氏が帰宅した際、タミルさんを殴ったという。タミルさんは自力で立てないほどのケガを負い、5日まで入院した。心配した夫人の母が、警察に被害届を出したとみられている。

 ダグワドルジ氏は09年に離婚を発表したが、手続きに不備があり、法律上は今も夫婦関係のままであることも判明。10年2月の引退後に復縁し、同居していた。だが、夫人への暴行騒動は、これが3回目。警察官を殴った過去も報じられるなど、お騒がせぶりは相変わらず。6月に予定される国政選挙への出馬も、本人の意思で見送ることになるという。