大関琴欧洲(29=佐渡ケ嶽)が骨折している右足甲は、複数箇所であることが24日、分かった。この日、師匠会などに出席した佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「引退相撲休場は既に届け出た。しっかり治してくれればいいが、稽古のメドは立たない」と26、27日の引退相撲を休場することを明かした。琴欧洲は夏場所14日目に骨折し、優勝のかかった栃煌山との千秋楽の一番を休場。勝ち越したために7月の名古屋場所休場でも陥落はしない。「何を言っても言い訳。病は気からと言う。本人の気持ち次第」とも話した。