エジプト出身の十両大砂嵐(21=大嶽)が、11年の角界入門後、初めて故郷に帰国した。6日、師匠の大嶽親方(元十両大竜)は「無事に着いたようです。ゆっくりむこうで過ごし、15日には帰国する予定」と話した。4日の山形・尾花沢巡業後に日本を出発。5日にはカイロ空港で家族らに出迎えられた。多くの報道陣も駆けつけ「WELCOME

 BACK

 大砂嵐」のポスターも用意されるなどの歓迎を受けた。関取として凱旋(がいせん)する約束を2年で果たした。新十両の名古屋場所ではラマダン(イスラム教の断食月)も乗り越え10勝。秋場所(9月15日初日、両国国技館)に向け、つかの間の“夏休み”となる。