10月26、27日に都内で開催された「鉄拳7」の世界大会「Tokyo　Tekken　Masters　2019」でパキスタン選手が優勝しました。数多くのeスポーツタイトルでアメリカやヨーロッパに後れを取っている日本勢ですが、国産格闘ゲームの「鉄拳」や「ストリートファイター」では有数の強さを誇ってきました。その中で、全くノーマークだったパキスタン選手の優勝。かなりセンセーショナルです。

その選手によると、パキスタンに戻ると自分よりも強い選手はゴロゴロといるというのですから、往年のバトル漫画のような熱い展開を想像してしまいます（笑い）。パキスタンではオンライン対戦が普及しておらず、選手たちはゲームセンターでプレーしているとか。未来のeスポーツ界のスーパースターは発展途上の国々にも、いっぱいいるんだろうなあ。

（EVA、プロチームマネジャー、月～金曜連載）