<スプラトゥーン甲子園・全国決勝大会>◇27日◇幕張メッセ

甲子園でプロチーム同士の戦いが実現した。

オンライン予選から勝ち上がったLibalent Calamariが、関東代表のGGBOYZと準々決勝で激突した。ともにスプラトゥーン界を引っ張ってきたトッププロ同士で、日頃からオンライン対戦などで交流のある間柄。試合前から「僕たちが勝ちます」と火花を散らした。

Libalent Calamariは2セット目でGGBOYZを追い詰めるが、47・5%対49・4%の1・9%差で惜敗となった。リーダーのくろす選手は「一番面白い戦いでした。もう少しやりたかった」と悔しがった。

北陸地区大会の1回戦で敗退したが、オンライン大会で勝ち上がって挑んだ甲子園だった。4人全員で最後のチャンスに全てを注ぎ込み、執念で幕張メッセまでたどり着いた。今後は、5月に予定されている日本野球機構(NPB)の主催大会などに向けて腕を磨く。くろすは「カラマリとGG、ライバルでいたいと思うし、粘り強くやっていきたい」とリベンジを誓った。