「麻雀企業対抗戦」の第3回大会が17日、都内の錦江荘で開催された。過去2回はクレディセゾンが圧倒していたが、今回は講談社が逆転で優勝を手にした。

合計5回戦での個人成績合計で各社のスコアが決定するが、講談社は1回戦でマイナス154・0と最下位スタート。しかし4回戦で175・8点を積み上げ3位に浮上する。最終5回戦の前にトップはエイベックスの126・4、続く2位はサイバーエージェント(CA)の104・9。講談社は73・0だった。

迎えた5回戦。8卓同時スタートで制限時間いっぱいまで半荘を打っていた卓は、大会発起人の1人で講談社チーム代表の奈良原敦子氏がトップで終える。最終結果は講談社が123・7に伸ばし伸び悩んだCA、マイナスで終わったエイベックスをかわしてトップに立った。

奈良原氏は「過去2回の成績がふがいなかったので、なんとしても優勝と気合を入れ直して臨んだ」と口にした。同氏は4、5回戦でトップをとり有言実行。「背水の陣でした」と笑顔で振り返っていた。