阪神が連勝を「7」に伸ばし、貯金を10とした。序盤のリードを逃げ切り勝ち。チームは好調だが、日刊スポーツ評論家の真弓明信氏(69)は勝ちパターンで登場した浜地真澄投手(24)の状態を解説した。

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序盤のリードを逃げ切っての7連勝となったが、リリーフのやりくりは悩ましいところだ。3連打を浴びた浜地の状態が気にかかる。昨年は外角への直球でストライクを取れ、フォークで締めた。打者にスキのあるボールを投げなかった。今季は150キロを超えているが、打者は昨年ほど速さを感じていないように見受けられる。

この試合に限らず、浜地に力みが見られ、腕のしなりが消えている。体が開き、打者に正対するのも早い。いわゆる球持ちが悪い状態なので、バッターも見やすい。開幕から本調子を欠き、結果を欲する心理的なものが力みの要因だろう。2軍戦では抑えるので、何が悪いのか解消できないまま1軍に戻ってきた可能性がある。ただし、浜地に関して言えば、きっかけ1つで自信を取り戻せるはずだ。この日のように味方の好守もあり、無失点で切り抜けた。結果が得られたら、力みも抜け、本来のスピンの利いた真っすぐが投げられる。

湯浅、石井が不在で、勝ちパターンを重視する岡田監督もシビアに考えているだろう。チームが好調なうちに、リリーフ陣の整備をしたいところだ。