日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」に最も近い高校で、ボールパーク委員会が立ち上がった。北広島高では今年5月から、生徒会メンバーを中心に計60人で始動。委員長の佐藤颯汰さん(3年)を中心に、全校生徒へのアンケートやイベント開催で、開業を控える新球場の盛り上げ役に一役買っている。目標である「新球場での卒業式」に向けて奮闘中だ。
5月発足計60人
着々と工事が進む「エスコンフィールド北海道」の隣で、計60人の高校生が奮闘している。今年5月、北広島高で「ボールパーク委員会」が発足した。生徒会の会計役を務めていた佐藤颯汰さん(3年)は「ボールパークに関連した取り組みを始めたかったが、生徒会だけでは進みませんでした」という。先生からの助言を受け、生徒会内だけではなく一般生徒を巻き込んだ「ボールパーク委員会」の設立に動いた。
佐藤さんが北広島高に入学した20年4月、新球場でも起工式が行われた。佐藤さんが高校の隣にボールパークが建設されることを知ったのは、入学直前だった。「ぶっちゃけ、野球よりサッカーが好き。ふ~ん、としか思わなかったです」。当初は関心はなかったが、夏は気温30度以上、冬はマイナス20度にもなる過酷な場所で、少しずつ形になっていく新球場。気付けば「何か出来ることはないだろうか」と思い始めた。
新庄監督学祭に
ボールパーク委員会では、全校生徒の率直な思いを知ろうとアンケートを取った。8割は「新球場に行ってみたい」、1割は「行きたくない」、残り1割は未回答だった。「生徒の多くは、どういう風に新球場と関わっていけばいいか分からない人が多かったです」。より新球場に興味を持ってもらおうと、日本ハム新庄剛志監督(50)を学校祭に招待しようとSNSを通して連絡を取ってみた。実現とはならなかったが「今度は校長先生の力を借りようかな」と前向きだ。
キッズフェスタ
今月18日には、北広島市内の小学生を招いて「キッズフェスタ」を開催。野球部や茶道部など運動、文化系問わず協力を仰いで部活動を体験してもらった。グラウンドからは、迫力ある新球場を間近に望むことができる。「ボールパークの近くで体験してもらいたかった」。身近に新球場があると感じてもらうことが、狙いの1つだった。
佐藤さんは9月をもって、ボールパーク委員会の任期を終える。「委員会としては新球場が完成後も、北広島高校が隣にある限りは続けて欲しいです。そして、新球場で卒業式をやりたいです」。眼前に広がる夢の球場に向かって、思いをはせた。【田中彩友美】
選手が語る新球場(4)
石川亮捕手(26)
日本にいることを忘れさせてくれるような球場になると思います。まず、屋根が丸い札幌ドームと違って三角っぽい形がいびつですよね。野球場という常識を超えた、アミューズメントパークみたいな感じ。初めて球場を見た人は「これは、何だ!?」と思わず立ち止まってしまうような迫力と臨場感があると思います。僕、まだ見学には行けていないですけどね(笑い)
見学に行った選手からは、さらに準備のしやすい球場になっていると聞きました。データ面を確認できる場所だったり、途中出場する選手にとってもプレーしやすいような。選手にも優しくて、ファンにも優しい球場になっているので楽しみですね。ファンの人との距離が、すごく近くなるので、より一層、生の声援を感じながら後押しされて良いプレーが出来るんじゃないかという期待感があります。
球場が、ちっちゃくなるみたいですね。本塁打が出やすくなる、札幌ドームのフェン直が全部本塁打になるような。今年も札幌ドームでは本塁打が打てなさそうなので(通算0本塁打)、新球場では…!









