ついにトンネル脱出だ !  日本ハム清宮幸太郎内野手(18)が、5試合22打席ぶりとなる安打を放った。

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 試合前、清宮の担当だった岩舘スカウトが東京ドームを訪れた。清宮ともベンチ裏で談笑。1軍で試合に出るようになったことで「ちょっと落ちました」と、体重が減ったことを告白されたという。それでも、同スカウトは、ホッとしたような笑みを浮かべて言った。「それが普通だから。試合に出続ければ、そうなるから」。1月の新人合同自主トレからアクシデント続きだった。ようやく軌道に乗っていると確信した、うれしそうな表情だった。

 試合前練習中は、じっとフリー打撃などを視察。清宮は中堅から左方向を意識した打球を打った後に最後の5、6球を引っ張っていた。「あれは(日大三の桜井から)5三振をした後から始めていた。それまでは好き勝手に打っていたけど、いろいろ考えているなと。その時に、こいつはやるなと思った」。1年半前の姿に思いをはせた。高校時代と変わらず、ぶれずに自分を貫く姿を再確認。打てない壁も「彼が自分で乗り越えないと」と、願った言葉が通じたように、清宮は無安打地獄から脱出してみせた。【日本ハム担当=木下大輔】