「左投げ右打ち」の裏には深イイ話? があった。オリックスのアンドリュー・アルバース投手(32)が、投手も打席に立つ交流戦直前に、打撃練習を披露。右打席から力強い打球を打ち込み、周囲を驚かせた。なぜ左投げ右打ち? の質問に「カナダ人は左投げ右打ち、右投げ左打ちが多いと思うよ」と笑った。

 理由はアイスホッケーだった。カナダ出身のアルバースは、当たり前のように6歳から国技であるアイスホッケーを始めた。そこで教えられたのは、スティックは常に利き手。そしてグリップエンドを利き手で握るということ。左利きのアルバースは自然と「右打ち」になった。

 アイスホッケーではゴーリー(ゴールキーパー)以外のポジションは経験したアルバースだが、才能の限界を感じて断念。野球に専念するようになった。ちなみに昨季はメジャーで1安打を放っている。交流戦は中日戦(ナゴヤドーム)で打席に入り、見逃し三振、犠打の1打数無安打。次こそはアイスホッケー仕込みのアッパースイングで快音を響かせてほしい。【オリックス担当 桝井聡】