今年はどんな選手たちと縁があるか-。20日にドラフト会議が行われる。楽天石井一久GM兼監督(49)は18日、立大・荘司康誠投手(4年=新潟明訓)を1位指名すると公表。「主戦で投げられる、長く先発の屋台骨を構築してくれると思って指名させていただこうと決断しました」と期待した。

今年一番の補強ポイントとなるのは即戦力投手。今季は37歳の岸、36歳の涌井、33歳の田中将、32歳の辛島、31歳の則本が先発ローテーションを主に回った。27歳の滝中は2勝9敗、24歳の早川は5勝9敗と負け越し。藤平や松井友、先発転向に挑戦する鈴木翔ら若手に割って入る新たな存在を必要としている。石井GM兼監督も「投手中心のドラフトになると思います」と明かした。

ただ、やみくもに投手を指名し続けるわけではない。石井GM兼監督は「ポテンシャルを持ってる野手だったら、僕はあえてそれよりも下のポテンシャルの投手を指名するということはしないです」と話す。そこで予想したいのは、二遊間を守る右打者。今季はDeNAとのトレードで、二塁を守ることができる伊藤を獲得したが、開幕時には浅村、村林、高卒2年目の入江と手薄だった。本職が遊撃手の小深田と山崎が同時に起用されることも多く、層を厚くしたい。天理大・友杉篤輝内野手(4年=立正大淞南)や、立正大・奈良間大己内野手(同=常葉大菊川)らは右打者。右打ちにこだわらなければ、創価大・門脇誠内野手(同=創価)、明大・村松開人内野手(同=静岡)らが候補になるだろう。

12球団の思惑が複雑に交差するのがドラフト会議。会議が始まってみないとどうなるかは分からない。石井GM兼監督は「本当に欲しい選手は、1つでも順位をあげて、上で取らないといけなかったりもしますし。いろんなことが考えながらの指名順位にはなると思います」。駆け引きにも注目だ。【楽天担当 湯本勝大】