<ソフトバンク1-0オリックス>◇31日◇ペイペイドーム
ソフトバンクが首位オリックスに劇的サヨナラ勝利でカード勝ち越しを決め、8月を締めた。中盤以降は好機をなかなかものにできず、フラストレーションのたまる攻撃ではあったが、9回2死二塁から1番今宮のバットでようやく決着した。チャンスの後にはピンチありとは言うが先発和田の粘投に松本裕、オスナの0封リレー。6回以降は得点圏に走者を置くことはなかった。
大きな白星ではあるが、首位を快走する猛牛軍団の背中ははるかに遠い。2位ロッテも日本ハムに逆転勝ち。当面の目標である2位ロッテとの4ゲーム差は変わらなかった。Aクラス入りを狙う4位楽天は西武に敗れこれで2ゲーム差。勝負の9月はホークスを含め、この3チームの熾烈(しれつ)な争いとなるだろう。悪夢の12連敗を経験した7月を含め、この2カ月は17勝29敗。借金12はそのまま大型連敗の数字となった。勝率5割復帰とともに9月こそ「逆襲マンス」となってもらいたいものだ。
試合前のことだ。ちょっと面白い話を聞いた。TV解説のためにペイペイドームを訪れていた前ロッテ監督の井口資仁氏が言っていた。「オスナは、めちゃくちゃ打撃がいいんですよ。今季は打者との二刀流でやろうと思っていたんですけどね」。残念ながら井口氏はホークスがV逸した昨年の10・2最終戦で電撃的に退団を発表。今季のタクトを振ることはかなわなかったが、オスナ二刀流をひそかなプランとしていたという。守護神&打者という起用法はどんなものだったか実現していれば、楽しみの1つだったろう。まあ、ホークスの残り29試合でそんな「夢プラン」は実現しないだろうが…。




