22日のドラフト会議が5日後に迫った。運命の1日が迫る中で、プロ注目の独立リーグ選手を取り上げる。

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磨き上げたストレートは、20歳の若者にとっての生命線だ。最速155キロを誇るBC茨城・三浦遼大投手は言う。「試合を抑えるという意味では理想のストレートは空振りが取れることですが、もっと言えば打たれないストレートです。バットにかすりもしないような、1キロでも速いボールを投げたい。ストレートと言えば、三浦と言われるような選手になりたいです」。

リリーフを主戦場に、今季は32回1/3を投げ防御率0・84をマーク。奪三振は47個を数え、奪三振率は驚異の13・08。伸びのあるストレートを強みに挙げ「グラウンドに飛んでしまうと不運な形でヒットにもなったりするので、その確率をゼロにするために三振は本当に大事」と力を込めた。

強靱(きょうじん)なストレートを支えるのは、雪国で育まれた丈夫な足腰だ。幼い頃には冬場はアルペンスキーに打ち込み、小学校4年生の時には全国大会で優勝を果たした。「あの優勝をきっかけにスキーはもういいかなと思って、野球に専念しました」と懐かしむ。高校まで故郷青森で野球をしていたが、高校卒業後に茨城の地へ羽ばたいた。BC茨城を選んだのは「独立リーグは1年目から指名を受けられる。(BC茨城は)NPBに多くの選手を送り出し、次のステージに進むためのアプローチをしてくれる」から。給料が発生しないオフシーズンは両親から仕送りしてもらい、夢を追いかけるサポートをしてもらった。高卒3年目。「高校も含めると今まで3回呼ばれずに終わっている。勝負の年という気持ちもありますが、呼ばれたらそこがスタート」と吉報を待つ。【平山連】

◆三浦遼大(みうら・りょうだい)2006年(平18)1月2日生まれ、青森市出身。小1から野球を始め、4年生あたりから投手としてプレー。青森山田中-青森山田を経て、24年からBC茨城でプレー。趣味はサウナで、大事にしている言葉はバットにも当たらないような投球で全員三振に抑えたい気持ちから「無双」。175センチ、82キロ。右投げ左打ち。

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ドラフト指名を目指すBC茨城の三浦(球団提供)
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