大の野球ファンで知られる元日本テレビアナウンサーでタレントの上田まりえ(35)が、ある試合で始球式を務める。といっても、野球ではなくソフトボール。「野球と結婚して“野球まりえ”になりたいと常日ごろ言っていますが、今回は“ソフトまりえ”になります!」と、ぐるぐる左腕を回して意気込んだ。

今年から女子ソフトボールの「JDリーグ」がスタート。東西各地区8チームずつ計16チームが熱戦を繰り広げる。上田は13日午後6時30分開始のトヨタVS日立(愛知・豊田市運動公園野球場)に登場。同市の「WE LOVE とよたスペシャルサポーター」を務めており、白羽の矢が立った。初の生観戦に「東京五輪金メダルの世界一のプレーを間近で見られることに、とてもわくわくしています」と話した。

鳥取出身で大学と就職は東京の上田が、なぜ豊田市かというと…同市を本拠地とするトヨタ自動車野球部の投手だった竹内大助さん(32)と17年に結婚したから。大助さんは18年いっぱいで現役を引退し、昨年まで母校・慶大で助監督を務めた。今年からトヨタ自動車に戻り、一社員としてスポーツ強化・地域貢献部で働いている。

始球式で上田の球を受けるのは大助さんだ。上田は「豊田市は婚姻届を提出した特別な場所。結婚式をしていない私たちにとって“ファーストバイト”ではなく、今回の“ファーストピッチ”が人生の特別なシーンになると思います。みなさん、証人として見届けてください!」と、ちゃめっ気を込めて呼びかけた。夫婦息の合った1球で、女子ソフトを盛り上げたい。【古川真弥】

結婚式は挙げていない上田まりえ(右)と竹内大助さんだが、思い出の神宮球場でウエディング写真を撮った(竹内夫妻提供)
結婚式は挙げていない上田まりえ(右)と竹内大助さんだが、思い出の神宮球場でウエディング写真を撮った(竹内夫妻提供)
結婚式は挙げていない上田まりえ(左)と竹内大助さんだが、思い出の神宮球場でウエディング写真を撮った(竹内夫妻提供)
結婚式は挙げていない上田まりえ(左)と竹内大助さんだが、思い出の神宮球場でウエディング写真を撮った(竹内夫妻提供)
結婚式は挙げていない上田まりえ(右)と竹内大助さんだが、思い出の神宮球場でウエディング写真を撮った(竹内夫妻提供)
結婚式は挙げていない上田まりえ(右)と竹内大助さんだが、思い出の神宮球場でウエディング写真を撮った(竹内夫妻提供)