新発田中央は初のベンチ入りで公式戦初登板となった花野拓己投手(3年)が、4安打完封の好投で佐渡を下した。18日から3回戦が行われる。

 公式戦初登板の新発田中央の花野が、完封の快投を演じた。緊張の初戦で4回2/3までは無安打投球。許した走者は、2四球と失策の3人だった。試合後、花野は「(ノーヒットノーランを)狙っていた」と不敵に笑った。

 昨年9月、血行障害となった右ヒジを手術した。リハビリをしながら、本格的に投げられるようになったのは今年4月だった。そこから練習試合などで実力を発揮し、初のベンチ入りで背番号1。投手不足に悩んでいたチームの救世主になった。

 142球の力投に、円山宏大監督(32)は「100球を超えたら代える」と決めていたが、花野が続投を直訴していた。「何とかしたかった」。9回まで投げたのも、練習試合を含めて初めて。エースの自覚で最後までマウンドに立ち続けた。