仙台育英が7回コールド勝ちで2年ぶりの夏4強入りを決めた。

 先発したエース右腕の佐藤世那(3年)が、立ち上がりに3連打を浴びるなど、2回2失点で降板。

 しかし、2番手右腕・百目木優貴(3年)が、3回から5イニングを無安打無失点と好ロングリリーフ。打線も、3番平沢大河(3年)が4回裏に勝ち越しの中前適時打を放つなど、計12安打9得点。今春センバツ出場校の力を見せつけた。

 佐々木順一朗監督(55)は「初回に2失点した時は終わらないのかと。コールドは夢にも思わなかった。終わってみて不思議だなと」。

 百目木は「コースに丁寧に投げた結果。負けたら終わりだし、全力でやることが1番だと思って投げました」。

 佐藤世は「フォームが安定せず悪いクセが出てしまったが、チームが勝てて何よりです」と話した。