白樺学園が4年ぶり3度目の甲子園出場を決めた。

 1点リードされて迎えた5回1死一塁、4番加藤隆舗右翼手(3年)の2ラン本塁打で逆転。その後も17安打の猛攻で得点を重ね、リードを広げた。

 先発の背番号1、河村説人(3年)が9回10安打4失点も、最後まで投げきった。

 戸出直樹監督(39)は「生徒たちが本当によく最後まで戦ってくれた」とたたえ、河村は「甲子園に行くことができて本当にうれしい。勝つことだけを考えて投げた。浮かれずにやることをやっていきたい」と、聖地での戦いを見据えていた。