5年ぶりの甲子園を目指す関東第一が、帝京との大一番を制して、決勝進出を果たした。

 1回に3番伊藤雅人内野手(3年)が先制2ランを放つと、同点に追い付かれた7回2死満塁から、再び伊藤が走者一掃の3点適時三塁打を放った。

 5打点の活躍に「去年帝京に負けてから、この1年間『打倒帝京』のために、帝京に勝つことを目標にやってきました」と喜んだ。

 米沢貴光監督は「(伊藤は)1年から試合に出ていて、夏は悔しい思いをしてきた。臆することなく、振り抜いてくれた」とたたえた。

 投手陣は、3投手の継投で逃げ切った。