9大会で決勝が行われ、西東京では100年前の第1回大会に出場した早実が東海大菅生に8-6で逆転勝ちし、5年ぶり29度目の夏の甲子園出場を決めた。

 聖光学院(福島)は戦後最長となる9年連続、作新学院(栃木)は5年連続で甲子園切符をつかんだ。

 高崎健康福祉大高崎(群馬)は8強入りした昨夏と今春に続いて3季連続出場。

 専大松戸(千葉)は春夏通じて初出場で、夏は初めてとなる広島新庄や中越(新潟)智弁和歌山、上田西(長野)も名乗りを上げた。

 第1回大会で優勝した京都二中の伝統を受け継ぐ鳥羽は立命館宇治との決勝に進み、大阪では前回王者の大阪桐蔭が準々決勝に進んだ。春4強の浦和学院、21世紀枠で出場した松山東はともに準決勝で敗れた。

 27日は東東京、山梨、石川、京都、奈良、島根、愛媛、長崎、大分の9大会で決勝が行われる。