第27回U18(18歳以下)ワールドカップ(28日~9月6日、甲子園ほか)に出場する高校日本代表が、奈良県内で近大の1、2年生と初の練習試合を行い、敗れた。

 関東第一・オコエ瑠偉外野手(3年)が甲子園と同じく「1番中堅」で先発し、バットと足で魅せた。1点を追う3回無死二塁、黒の木製バットで中前適時打。仙台育英・平沢の右翼線二塁打で一塁から一気に生還した。50メートル5秒96の俊足を生かし「1番の最低限の仕事として、チーム打撃をしようと思った」。ムードメーカーとして早実・清宮にも積極的に声を掛けた。