関東第一が、楽天ドラフト1位のオコエ瑠偉外野手(3年)が応援に駆け付けた前で、逆転で2年ぶり4度目の優勝を飾った。

 2点を追う8回に、今大会初めて3番に入った山室勇輝内野手(2年)の2点適時二塁打で追い付くと、9回は内野ゴロと1番宮本瑛己外野手(2年)の内野安打で2点を奪った。

 1点差に迫られた9回1死満塁のピンチは併殺打で切り抜け、優勝。

 米沢貴光監督(40)は「どっちに転んでもおかしくないゲーム。うちは出し尽くしました。最後は祈るような気持ち。よく我慢してくれたチーム」と、選手の成長を喜んだ。