1回裏、青森山田の攻撃中に誤審騒動が起きた。

 2死二塁から、4番三森大貴内野手(2年)が右翼に放った大飛球を、一塁塁審が本塁打の判定。

 打った瞬間右手を掲げた三森は、ゆっくりとベースを1周していたが、一番近くで打球を見ていた東邦(愛知)の右翼手、藤嶋健人投手(2年)がフェンスに当たったと猛アピール。送球を受けた三塁手が、走塁中の三森にタッチを試みたが、認められなかった。

 テレビのリプレーでもフェンスに直撃しているシーンが放送されたが、1度集まった審判団は再び本塁打の判定。

 関係者に促され、再度集まり、二塁打で試合を再開するとした。

 マイクを握った主審は「オーバーフェンスではありませんでした。私どもの間違いでしたので、ランナー二塁で再開します」と、誤審を認める形になった。