高松商(四国・香川)が、37年ぶり2度目の出場で大会初勝利を挙げた。

 2回に7番大熊達也外野手(2年)の中前適時打で1点を先制。5回には5番美濃晃成内野手(2年)と6番植田理久都内野手(1年)の連続適時打で2点を追加した。8回には大熊がソロを放ち、9回にも植田理が2ラン。1909年(明42)創部の伝統校が14安打7得点で快勝した。

 投げては先発のエース浦大輝投手(2年)が6安打2失点で完投。107球を投げ抜いた最速141キロ右腕は「緩急をつけてタイミングを崩せた。歴史を刻めてよかった」と笑顔だった。