春夏連続甲子園出場を目指す大阪桐蔭が23日、大阪・舞洲で龍谷大平安(京都)と練習試合を行い、7-0で勝った。

 大阪桐蔭の先発は腰痛から完全復活を目指すエース高山優希(3年)。復帰後最長の5イニングを投げ、1安打6奪三振無失点。「感覚が戻ってきた。今は7割くらい」と夏の大阪に手応え。西谷浩一監督も「高山がエースだと思っている。高山がしっかり投げないと夏は勝ちきれないと思う」とエースの完全復活を待っている。

 6回から登板した2番手の徳山壮磨(2年)も2イニングを無失点で押さえて最後は後輩にマウンドを譲った。8回からはU-15日本代表選出経験を持つ根尾昴(1年)が最後まで快投し、センバツ4強打線を2安打無失点に抑えた。

 6回には、こちらも1年生の藤原恭大外野手が代打で登場。2球目を打ち上げて二飛に倒れたが、夏へ向けて存在感をアピールしていた。

 大阪桐蔭は打線も5本塁打と好調。夏の大会へ向けて順調に調整している。