最速150キロ右腕の創志学園(岡山)高田萌生(3年)が、進化した姿を披露する。

 球に角度をつける狙いでプレートの踏む位置を三塁側に変え、さらに相手打者を見ながら冷静に投げる。昨夏は岡山決勝で力つきた。苦い反省から、新たに相手打者を打ち取る方法を身につけた。「自分の力以上のものが出せる場所」という甲子園へ進化を経て凱旋(がいせん)する。