夏の全国高校野球選手権兵庫大会の試合会場となる姫路市のウインク球場で、試合用のボール38個などが盗まれていたことが8日、分かった。

 市は盗難被害として飾磨署に届けた。同球場では県大会が9日から始まるが、試合は予定通り行われる。

 市によると、球場1階の1室で、ボールのほかロジンバッグがなくなっていた。

 1階の記録室など計5カ所には、油性マジックで落書きがあったという。球場を管理している職員が7日午後6時すぎに帰宅してから無人になっており、8日午前8時45分ごろ、職員が出勤して被害が発覚した。