昨夏大阪大会準優勝の古豪・大体大浪商が10-2で貝塚に7回コールド勝ちした。

 今秋ドラフト候補の右腕エース西田光汰(3年)は7回裏に1イニングだけ登板。「決めていた」という速球一本で、3人を二飛、三塁ゴロ、二塁ゴロに仕留めた。

 昨夏は大阪偕星学園との決勝を1人で投げ抜きながら、1点差で敗れて甲子園を逃した。高校最後の夏のスタートとなるこの日のマウンドは、感触も上々。今年3月にマークした147キロ速球に、次回からはスライダーなどをまじえて夏を勝ち進む。