東北学院榴ケ岡の藤井一星(2年)が、宮城大会1号となる先制満塁弾を決めた。初戦の初打席で振り抜いた球は左中間へ吸い込まれ、藤井は笑顔でダイヤモンドを1周した。

 今春からレギュラー入りしたばかりだが、長打力を買われ2年生ながら主軸を務める未完の大器。この日の本塁打は高校通算14号。今年の3月から5月だけで11本を記録しており「長打力に自信はあったがこんなに打てるとは。自分でも怖いくらいです」と苦笑していた。