盛岡大付が強力打線を爆発させて、5回コールド勝ちし、2年ぶりに4強に進出した。

 初回に5番伊藤勇貴捕手(3年)の2点本塁打などで3点を奪い、6-0の4回には打者10人を送り込み、6点を追加して試合を決めた。15安打を放ち、4試合連続の2桁安打となった。

 高田は20日に引き分け再試合を制していた。関口清治監督(39)は「疲労より勢いの方が怖かった。目に見えない力を持っているだろうなと。先に取られたくないと思っていた」と、初回の3点先制を高く評価した。

 伊藤は4安打6打点と大活躍。本塁打は公式戦初めてで「変化球が入らないので真っすぐを狙っていた」と、内角高めのストレートを左翼スタンドに運んだ。