全国最多37度目出場の北海(南北海道)が、逆転勝利。北海道勢として、夏は2006年に準優勝した駒大苫小牧以来の4強入りを決めた。

 エース大西健斗(3年)は立ち上がりの1回、失策と2死球で1死満塁のピンチを招き、犠飛や暴投などで3点を失ったが、2回以降は粘投し得点を許さず。「ずっと走者を背負う投球で、みんなに迷惑をかけた」と反省も、初戦から3戦連続完投で逆転勝ちを呼んだ。チームは88年ぶりの夏4強で、初の決勝進出を懸けてセンバツ4強の秀岳館(熊本)に挑む。