作新学院(栃木)が、春夏連覇した1962年(昭37)以来、54年ぶりの決勝進出を決めた。

 準々決勝まで3試合連続完投だったエース右腕、今井達也投手(3年)は、5回96球を投げて、5安打2失点で降板した。最速は151キロをマーク。

 「本当はもう少し長いイニングを投げたかったけど、まだまだ甘い。体力面でもう少しタフにならないといけないと思いました」と課題を挙げた。

 打撃では4回に適時二塁打を放つなど、3安打1打点と活躍。

 「(決勝は)できれば完投したい。栃木に優勝旗を持ち帰れるように頑張りたいです」と誓った。