北海(南北海道)が創部116年目で夏の甲子園初の決勝進出を決めた。センバツでは1963年に準優勝している。

 大西健斗投手(3年)が投打に活躍した。3回に先制の2点三塁打を放つとマウンドでも奮闘。7回、連打で無死一、三塁のピンチを招くとスタンドから秀岳館への手拍子が鳴り始めた。甲子園の「魔物」登場かと思われたが暴投による1点にしのいで乗り切った。

 8回にも2失点。9回表は再び秀岳館を応援する手拍子が鳴ったが無失点で切り抜け1点差逃げ切った。

 インターネット上では、早くから「V6岡田准一似」と話題を呼んだ。北国から来たイケメンエースが真夏の甲子園で全国制覇まであと1勝と迫った。

 決勝戦では作新学院(栃木)と対戦する。