「がばい旋風」を巻き起こし、07年夏の甲子園で佐賀北を初優勝に導いた百崎敏克監督(61)が退任することになった。今後は副部長としてチームを支え、後任の監督には優勝時のエースだった久保貴大副部長(28)が就任する。

 百崎監督は佐賀北OB。神埼(佐賀)監督時代の01年は春夏連続甲子園出場を果たし、04年に母校の監督に就任した。07年夏は広陵(広島)との決勝で、0-4の8回に劇的な逆転満塁本塁打などで初の全国制覇を果たした。その後は12、14年の夏の甲子園大会に出場。今夏は佐賀大会準々決勝で敗れていた。