向上が8回コールドで多摩を破り16強入りした。打線が13安打で9点を奪い、守っては3投手のリレーで2点に抑えた。

 平田隆康監督は「先発が初登板の子だったので先制したいと思っていました」と話した。23日5回戦の相手は優勝候補の東海大相模。「春の地区大会でコールド負け(10-0)している。胸を借りるつもりで戦いたい」。

 3番手で登板し1回を3者凡退で締めたエースの飯田琉斗投手(3年)は「春は先発して1回に5失点。僕の力負けでした。明日は自分のベストボールを投げて勝ちたい」と意気込んだ。