早稲田佐賀が創部8年目で悲願の春夏通じて初の甲子園切符を手にした。

 初回に1点を先制されたが、その裏に2点を奪って逆転。1点を失った先発の安在悠真投手(2年)が、その裏の最初の打席、2死一、三塁から右中間への2点適時二塁打を放ってチームに勢いをつけた。

 悲願を手にした古賀一則監督(37)は「4年前に決勝で敗れチャンスを逃していた。そのときに中学生だった生徒たちが先輩たちの思いをつないで甲子園に切符をつかみとってくれました」とナインの奮起をたたえていた。