二松学舎大付がエース市川睦投手(3年)の12三振を奪う力投でベスト4に進出した。

 味方打線が1回、長短4安打を集中して一挙4点を挙げた。3、4回にも1点ずつを加えてエースを援護した。

 このリードを背に、市川がリラックスした投球を見せた。最速141キロの速球に、チェンジアップをまじえ被安打5の1失点。8回までに12三振を奪った。

 市原勝人監督(52)は「今日はまっすぐがよかったし、チェンジアップも効果的だった。次も相手のことより自分たちのできることをやる。そしたら結果はついてくる」と話した。