日大高が逆転勝ちで05年以来12年ぶりの準決勝進出を決めた。

 0-2で迎えた4回裏、2死満塁から9番豊島義弥外野手(3年)が右中間を破る走者一掃の適時三塁打を放ち逆転。さらに1番池谷蓮内野手(3年)が右越え2ランを放ち5-2と突き放した。

 逆転三塁打の豊島は「前回の星槎国際湘南戦と同じ場面(2死満塁)だったので思い切って行きました」と話した。

 伊藤謙吾監督(44)は「今年のチームはスクイズだったり、内野ゴロでだったり、地味~に点数を取る」と話したが、連続長打での鮮やかな逆転劇だった。