二松学舎大付が東海大高輪台に圧勝し、3年ぶり2回目の出場を決めた。2回に松江京捕手(3年)が先制の右前打を放つなど、この回5得点。3回にも高校通算47本塁打の4番永井敦士外野手(3年)の適時二塁打などで3点を追加し、先発全員安打で9得点を挙げた。

 投げては、先発のエース市川睦投手(3年)は9回1失点で完投した。市原勝人監督(52)は「選手が力を出し切ってくれた。選手たちに感謝したいです」と喜んだ。主将の松江は「市川を楽にしたいと。絶対に打つという気持ちでした。監督を甲子園に連れていけてうれしいです」と声を弾ませた。