全国49代表の最後の椅子をかけた宮城準決勝が延長15回引き分けで再試合になった。

 1-2の9回表1死一塁、東陵の6番目黒司外野手(3年)が同点二塁打を放ち延長戦へ。エース右腕佐藤瑞輝(3年)が15回2失点で粘ったのに対し、仙台育英は3投手の継投でしのいだ。

 東陵・千葉亮輔監督(46)は「よく追い付いたけど、本音を言うと(佐藤瑞を)投げさせたくなかった」と話した。

 春夏連続出場を狙う仙台育英・佐々木順一朗監督(57)は「得点をとるべき時にとれなかった」と振り返った。

 再試合は明日31日、Koboパーク宮城で午前10時開始予定。