聖光学院(福島)は5日、西宮市内で調整した。

 4投手が実戦形式の打撃練習に登板し、背番号11右腕の平野サビィ(3年)が存在感を示した。この日最速135キロの直球を強気に内角へ投げ込んだ。福島大会は3番手評価でわずか3試合、6回2/3しか投げられなかった。甲子園初登板のために優勝後も走り込みで調整し「調子は夏の大会前より上がっている」。パキスタン人の父モハメド・ハフィーズさん特製の香辛料たっぷりのカレーを食べて育ってきただけに「暑いのは得意。ベンチ外の投手の分まで投げたい」と意気込む。