3年ぶり4回目出場の大垣日大(岐阜)は、初戦で姿を消した。

 先発の修行恵大(しゅうぎょう・けいと)投手(2年)は、初回をわずか6球で3者凡退に抑える上々の立ち上がり。だが、2回、先頭打者の天理4番、神野太樹外野手(3年)にソロ本塁打を許した。4回1死にも神野に2打席連続となるソロ本塁打を浴び、0-4の5回1死三塁でマウンドを杉本幸基投手(2年)にマウンドを譲った。

 修行は「(試合の)入りは良かったけど、警戒していた神野さんに甘い球を打たれてしまった。もう3年生と野球できない。悔しい」と涙をこらえて話した。阪口慶三監督(73)は「ピッチャー2人が残るし、バッティングを磨いてまた来ます」と雪辱を誓った。