青森山田は7番中沢の2打席連続本塁打などで夏甲子園9年ぶりの勝利を挙げた。3回戦ではベスト8をかけ、東海大菅生と対戦する。

 49代表、最後の登場となった青森山田は8年ぶりの夏甲子園。3回に先手を取った。1死から1番相坂が右二塁打を放つ。2死後、3番赤平の中前打で相坂が生還、1点を先制した。

 青森山田は続く4回は1発で追加点を挙げる。1死一塁で7番中沢が左翼へ2ラン本塁打。さらに2死一、二塁から2番工藤、3番赤平の連続適時打で、この回4点を加えた。

 逆転サヨナラで開幕戦を制した彦根東は開幕戦完投の増居ではなく、原功が先発。だが序盤失点で4回途中から継投に入った。攻撃では5回に2死一、二塁と初めて得点圏に走者を置くが後続が倒れ、流れが作れない。

 次の得点も青森山田だった。5回、中沢が中堅に今大会3人目、通算34人目(36度目)となる2打席連続の本塁打を放ち、彦根東を突き放した。

 彦根東は8回に1点を返し、9回には仲川をソロ本塁打を放ったが、反撃はここまでだった。