今秋ドラフトの超目玉、早実(西東京)清宮幸太郎内野手(3年)が2日、東京・国分寺市の同校で、広島、日本ハムを除く10球団と面談した。

 王さんを超えるならソフトバンクで! ソフトバンクは小川一夫育成・編成部長兼スカウト室長らが清宮と面談を行った。育成力、環境面の充実を伝えた。

 60億円を投資し、昨年完成した福岡・筑後市のファーム施設を説明したパンフレットを手渡した。また、iPad(アイパッド)を使って、選手の動画などが即再生される球団独自のアプリも見せた。清宮からは質問はなかったが、同じ左の長距離砲柳田も1軍定着まで数年かかった話に熱心に聞き入っていたという。三笠球団統括本部本部長は「王球団会長も30本塁打を打ったのは、4年目から。野球に取り組むのにはいい環境の中でやれる」と話した。ポスティングについては従来通り認めるつもりはない。清宮が目標とする868本塁打超えは、王球団会長が愛情を注いできたソフトバンクで打ってほしいという考えだ。