2年連続2度目出場の盛岡大付(岩手)が明豊(大分)から12安打で10得点を奪い、7回コールドで国体初勝利を挙げた。初回無死二、三塁、3番植田拓外野手(3年)が高めの変化球をさばき、高校通算63号となる先制3ランを左翼席中段に突き刺した。

 続く主将の4番比嘉賢伸内野手(3年)も右越えソロを放ち、公式戦初の植田とのアベック本塁打を放った。社会人野球のバイタルネット(新潟)に内定している植田は「外野フライを狙っていた。そこまで練習はしてなかったけど、最近は調子が上がってきた」とご満悦だった。