国学院栃木は18年ぶり4度目のセンバツ出場を決め、OBの元ロッテ渡辺俊介氏に感謝した。

 昨年9月に講演に招き、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の話を交えながら「準備が大切」という助言をもらった。それ以降、「授業の休み時間に練習の打ち合わせをするようになった」と大久保謙亮主将(2年)。練習効率が上がった。柄目(つかのめ)直人監督(35)は「スピード感という言葉に置き換えて取り組んだ。大先輩のアドバイスのおかげで甲子園に行ける。感謝してます」と喜んだ。