「強打の明秀」を掲げた明秀学園日立・金沢成奉監督(51)が、1-5での敗戦に「完敗です」と悔しさをにじませた。

 前日30日の練習後には「抽選が終わった時は、石にかじりついてでも、大阪桐蔭戦までいくんだと思った。自分たちの野球がどこまで通用するか、見せたいです」とコメント。この日はエース細川が9回12安打5失点、打線は大阪桐蔭・根尾の前に1点に終わった。

 金沢監督は「力の差を感じた。全国トップレベルの投手を打てなかった。(途中から)バットを短く持って、スイング幅を小さくしろと指示したが、短く持つ時点で負け。細川は彼なりに良く投げたが、8回の2点が大きかった。もう1ランク、2ランク上げないと。(チーム全体で)もう1回、やり直します」と前を向いた。