史上3校目の2連覇を狙う大阪桐蔭、花巻東(岩手)、星稜(石川)、三重が、準々決勝に進出した。

 大阪桐蔭は初出場の明秀学園日立(茨城)を5-1で下した。先発の根尾は11三振を奪い、4安打1失点で完投した。大阪勢は春通算200勝。

 花巻東は彦根東(滋賀)に延長10回、1-0でサヨナラ勝ちし、9年ぶりの8強。9回まで無安打に封じられていたが、10回に紺野の初安打などで無死満塁とし藤森の犠飛で、決勝点を挙げた。

 星稜は延長10回、奥川が適時二塁打を放ち、4-3で近江(滋賀)をサヨナラで下した。23年ぶりのベスト8進出。日本航空石川と合わせ、石川県勢は2校が準々決勝に駒を進めた。

 三重は初出場の乙訓(京都)に2-1で勝ち、26年ぶりの8強。同点の3回に浦口のソロ本塁打で勝ち越した。