花巻東は春夏通じ岩手県勢ワーストとなる19失点を喫した。

 東邦との2回戦で完投した左腕田中が先発も、四死球や長短打に失策も絡み初回4失点。最速142キロで「新怪物候補」と期待された西舘も甲子園デビューしたが2回0/3、7失点と本調子には遠かった。佐々木洋監督(42)は「大人と子どもの違いを感じた。夏につながるような大敗にしたい」。1回表にいきなり3連打するも、ミスで無得点だった攻撃も痛恨だった。