第90回選抜高校野球大会は今日3日、準決勝2試合が行われる。休養日の2日は勝ち上がった4校が兵庫・西宮市などで調整。

 智弁和歌山・高嶋仁監督(71)が悩める主砲、林晃汰内野手(3年)の復活を後押しした。準々決勝で待望の1発は出たが、3試合で15打数3安打4打点と実力からすれば物足りない成績。「ワシが『3本(塁打)打て』とか余計なことを言うたから」と反省する名将は、ティー打撃の相手を務めた。打倒・大阪桐蔭を目標にしており「桐蔭とやるまで負けられへん」。不退転の決意で00年春の決勝で敗れた東海大相模との準決勝に臨む。