1点を追う4回途中からマウンドに上がった東海大相模のエース斎藤礼二投手(3年)は「相手の力が上。自分の力不足。打たれて切り替えようと思ったが、その後もことごとく打たれた。本当にすごかった」と脱帽した。

 一時、最大5点差まで開いたが、7回に失策を皮切りに1点を返されると、8回に一挙4点を奪われ同点に追い付かれた。「変化球が抜けてカウントを悪くした。他の球で修正していこうと思ったけどできなかった」と肩を落とした。大会を通じて先発、リリーフとフル回転したエースは「打撃がすごいチームをどう抑えるか。もう1つ上のランクに上がらないと通用しないことが分かった」と夏を見据えた。